Like a light in the shadow.

I record my daily life with SUMMILUX 35mm attached to LEICA M11-P.

上野、日本橋あたり _ スナップ(24/06/26)

久しぶりにカメラを持って出かけた。

 

上野の銀座線のホームでカメラを持っていることを思い出し、久しぶりにシャッターを押す。

 

銀座線は天井も低いし全てが少しずつ小さくて面白い。

昔は地下鉄独特の匂いもあって乗るだけでワクワクした。

 

上野のホームのなだらかな曲線もいいなあといつも思う。

なにを撮りたいわけではないがとりあえず電車を待っている間に目についたものを撮った。

 

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神田のアーンドラ・ダバでいつものミールスを食べて日本橋まで歩きながらスナップ。

 

曇っているがちょっと蒸し暑い午後。

 

 

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人が多いところでシャッターを切るのはやはり気を使うし難しい。

レンジファインダーの距離設定を♾️にしてその場の感覚で絞りを決めてとりあえずシャッターを切っておくという撮影の仕方が都会ではとても有効に感じる。

必ずしもファインダーを覗く必要もなく、ある程度、感覚さえ掴めば胸元でどんどんシャッターを切れるし、瞬間を逃さないという意味ではそれでいいと思う。

 

 

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イカのレンズは多少のピントのズレなんかが、かえって動きや奥行きとしての表現の方向に傾く性質があるように感じる。

そのことはまだ自分で言葉にするには漠然と感じている部分も多いことなので難しいが、レンズというものの持つ多角的とも言える深みの重要な部分がそこにあると思っている。

 

例えば、瞬時に撮りたかったであろう被写体は少しボケているけど、

でも、その先のいつも見慣れている建物のガラスや、街灯なんかにピントが合っている。でもそういうものが逆に季節感を伝えたり想像力を喚起し、結果的に被写体をさらに強くしてさらに、奥行きのある写真に感じさせる。

いいレンズにはそう言う力が備わっているのだろう。

逆にいえばいいレンズとはそういうことを感じさせるレンズだと思う。

 

 

今日は、パシャパシャと人が多いところで撮った写真は、モノクロにしてみました。

 

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アフロとモグラと傘。

 

 

ショーウィンドウを撮るのは昔から好きで、目に付くとコレクション的に撮っています。

 

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今日はこんな感じでした。

ありがとうございます。